先週第1回総合の授業が終わりました。
NiziUと鬼滅の刃で講義する予定だったのですが、それはお預け。
急遽、「どうやったら父親に投資してもらえるか」というテーマで、高2男子とその母親に90分熱弁をふるってみました。
結果的には、どうやって記憶するかという流れになり、最強の暗記法と言われているアウトプット式の方法についての話に。
そこで、アウトプットで本当に記憶ができるかの実験をすることにしました。
もちろん私も参加します。
3人それぞれが、現在全く知らない内容について、1週間後に10分間のプレゼンテーションをする。
その内容は、他の参加者の一人が詳しく知っていて、もう一人は全く知らない。というものです。
プレゼンの形式は、ホワイトボードと口頭のみで、パワーポイントなどは今回無しです。
そこでまず、私と塾生、お母さんでそれぞれ、詳しく知っているテーマを一つずつ出しあいました。
塾生⇒東京リベンジャーズ(週刊少年マガジン連載の人気漫画らしい)
お母さん⇒ホットクック(シャープの電気調理器?らしい)
塾長⇒冬のソナタ(私が愛してやまない韓流ドラマの最高傑作)
これらは、本人以外は全く知らない内容なのですが、塾生が冬のソナタ、お母さんが東京リベンジャーズ、私がホットクックについてプレゼンすることになりました。
人に説明しようと思って調べるので、1週間後にはそれぞれが、その事柄に関してメチャクチャ詳しくなっているはずです。
加えて、アウトプット式に内容を覚えるので、きっと忘れることもないでしょう(笑)
これが成功したら、次は塾生に、もう少し評定に関係のある内容を課題で出そうと思います。
それにしてもこれ、よく考えると調べるのに手間が全然違うような気がします。
ホットクックについて調べるのは、そんなに難しくなさそうですが、私の持ち前の「一番良いプレゼンをしたい」魂に火が付きそうで、総合型選抜の課題以上を目指してしまうかも。
東京リベンジャーズは現在、単行本で19巻まで出ているそうで、お母さんはそれを塾生から借りて読破の予定。
まあ、漫画19冊くらいは読めるかもしれませんが、人物相関や背景なども全て理解しないと、聴衆にこの漫画の良さは伝わらないでしょう。
問題は塾生です。
今回私は冬ソナを思いついたのですが、このドラマ、そのまま視聴すると1時間×25話まであるんですよね。全部観るのかな。
ただ観るだけでなく、“聴衆=塾長が納得するプレゼン”をしなければならないので、どうなることやら。
遊んでいるように見える取り組みですが、私はいたって真剣です。
実は総合型選抜の講義課題でも「塾長が初耳だと思われるコト・モノをプレゼンせよ」というものを毎年出しているくらいです。
間違いなく、高校生の記憶力、プレゼン力、読解力・調査力を養えます。
ただ今回、勢いで自分がやるはめになったのは計算外でしたが。
結果はまた報告します。