本日は新年度のAO入試対策・公募推薦入試対策についてのお知らせです。
昨年、ついに合格率100%が途絶えましたが、その受験生もそのことから自らの行動を改心し、その後私の指示通り努力してくれた結果、他の大学に無事合格できました。
また、私自身も、初めての不合格により、「いくら指導しても本人が動かなければ合格できない」ということがわかり、ある意味ではとても勉強になりました。
そこでさらにパワーアップをした新年度AO対策を4月から行います。
日本全国には、私以上にAO入試で実績を出している予備校もあるとは思いますが、私が唯一、他の予備校とは違い「無理と言われても合格させられるスキル」があるのは、国語や小論文などの指導が群を抜いて優れているからではありません。
他と違う指導で特徴的なのは、「考え方」と「切り口」です。
21歳の時に漫画家の赤塚不二夫先生と出会った私は、とうして赤塚先生が『おそ松くん』のイヤミや、『天才バカボン』のバカボンのパパのような個性的なキャラクター、面白いストーリーを考えられたのか、色々なことを教わりながら吸収していきました。
一見、普通の人からしたら考えられないような行動も、後になってみれば腑に落ちることが多かったです。
ただそれらは、漫画などの作品を創る上で必要なスキルだと思っていましたが、自分がAO入試の指導をしている時に出したアイデアが、どのような学部学科でもプレゼンテーションで、指導した受験生の話によると、「試験官の先生方が驚いていた、興味を持って聞いてくれた」という言葉とともに、必ず合格してくれていたので、ある一つの結論に至ったのです。
漫画や小説の作品作りと同じように、AO入試である課題が与えられたら、それを「漫画のアイデアを出すように」普通とは違った考え方、切り口でとらえ、調査・実験していくと、「新しい発見」をすることができるのです。
大学院で研究していた時も、教わった手法以外に何ができるかを考えていましたが、思い返せば赤塚先生の教えは、いつの間にか漫画や小説の作品作りだけでなく、私の考え方の軸になっていることに気が付きました。
弊害として、私と話したことがある人は、「塾長の話は飛んでいる。塾長は変わっている」と考える人が多いようですが(笑)
しかしそれがAO入試の指導で、試験官=大学の研究者たちが興味を持ってくれるような考えができる受験生を育てることにつながっていたのです。
ですから、今後も、基本的な国語や小論文の指導はあくまでもベースであり、受験生が興味を持って諸問題に取り組んでくれるよう指導する方法は変えていきません。
これは、再現性は全く無いですが、唯一無二の赤塚先生が私に遺してくれた財産であり、今の私は、そのスキルを使って後の世代で地球の役に立つような貢献をしてくれる人々を育てることだと思っています。
私にAO入試対策を依頼してくる人で、評定が3.0を超えている人は一握りです。
殆どが、一般入試・指定校推薦入試もどうにもならない、だからどうにかしてくれと来るのです。
それらの評定は、高校2年までの自分たちの行動の結果ですからしょうがないことですが、私に相談してきた時点で、評定は気にしていません(志望学科の要件を満たしていることは条件ですが)。
それよりも、これから(未来)をきちんとしようと考えを改めているかどうかが重要で、きちんと前を向いて進もうとするならば、逆転合格はいくらでもできます。
その代わり、2年間怠けていたわけですから、私が与える課題もつらいでしょう。
当校HPの『合格者の声・保護者様の声』を読めば、その厳しさがわかると思います。
金額も、毎年値上げしています。
それはどのような大変な状況からも合格させてきたこと(注:今は100%ではありませんが)と、私自身が受験生一人ひとりを自分の作品として考え、その生徒に合わせてオリジナルの指導を行うために、受験生以上に時間を費やし調査研究するので、毎年身体を壊すほどに辛いからです。
それでも、私の指導を受けたい方は、4月の集団講義からご参加下さい。
先行して塾生と、予約を頂いていた方に案内しましたが、新年度は一般入試と指定校推薦入試が多そうで、まだ残席があるので告知することにしました。
教室ホームページの『お問い合わせ』から、「AO入試対策希望」と書いてご連絡お願いします。
集団講義は、AO入試や公募推薦入試で殆どの受験生に共通する基本的な内容について学習して頂きます。
途中から参加された方も、集団講義を録画した動画で学習しないと個人指導には進めません。
お陰様で昨年は、電車で2時間以上かけて、横浜や都内からも通って下さる方がいました。
最初に面談をさせて頂き、きちんと前に向かう気持ちが伝われば、どこから来ても、どのような状況でもお引き受けしますが、体力の限界から、人数は限定しています。
よろしくお願い申し上げます。