教室ブログ

通知表

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いつもありがとうございます。塾長です。

冬期講習は7日目となりました。

本日は秦野市内の小学校・中学校の2学期終業式です。

私の子どもも、どんな顔をして通知表を持って帰ってくるのか、内容よりも、先に表情でわかるので「本人がどう思っているのか」のほうが気になります。

ところでこの通知表、特に小学校のものは、一般的に3段階評価で、見てもよくわからない方も多いのではないでしょうか。

私も一応、学習指導のプロとして、子どもの通知表をみるのですが、正直、「え?」みたいなことが多々あります。

そういえば昔、教員だった父と母が自宅で、通知表をつけるのにとても苦労していたのを子どもながらに覚えているのですが、先生方にとっては大変な作業だと思います。

しかし親そして指導者として通知表をみると、ちょっと本人の到達度と乖離していると思うことは多いです。

学習塾の人間としては、摸試を行えば偏差値が出ますし、単元ごとの理解度もわかるのですが、『絶対評価』となっている今の通知表は『相対評価』と比較して「生徒の位置の把握が難しい」です。

*東京都の2017年の調査では、『中学3年生で9教科の5段階評定平均が3.0以上の生徒は、全体の85%』となっており、『昔の相対評価でオール3ならば真ん中の成績』というのは、現在の絶対評価ではあてはまらないことが証明されています。

昨日も新規入塾希望者の面談をしたのですが、通知表の数値だと学力を把握しにくいので、返却されたテストの問題と解答用紙を持ってきて頂き、それを隅々まで確認しつつ、保護者様に説明しました。

通知表しか情報が無い場合、観点別評価をじっくりとみる(小学生の場合は数値がなく観点別評価が各3段階)のですが、それでも、その子の学習理解度や到達度は正確には読み取れません。

各教科の最上段に書かれることの多い「関心・意欲・態度」も、必ずしも本人を正確に評価しているとは言えないと、自分の子どもの通知表をみて思います。

息子いわく「答えがわかっていても、手をあげて答えるより、誰が手をあげるのかを観察する方が楽しい」らしく、さすが、サラリーマンより起業家に向いていると、ここで遺伝を感じた私でしたが(笑)、それも通知表においては評価を下げる一因のようです。

ところでこの通知表、別に『学校が各家庭に対して渡さなければならないものではない』です。

文部科学省のホームページ

にも、「作成・様式・内容はすべて校長の裁量で、法的根拠なし」と記載があります。

長野県の伊那小学校など、実際に通知表を作成しない学校もあります。

さらに、私が気になる『評価基準』ですが、これも前述の文部科学省によると、「作成・内容等はすべて校長の裁量」となっています。

当校近隣のいくつかの中学校を比較しても、同じ評価をしているわけではないと感じます。

しかし、通知表は、いわば「学校と家庭をつなぐお手紙」のようなものですので、特に小学生の保護者様方には、内容に一喜一憂せず、きちんとお子様のできるところ、努力したほうが良いところを見極めて頂きたいです。と、自分に言い聞かせています(笑)

これが中学生になりますと、その数値がそのまま高校入試に利用されます(神奈川は中2の最終成績から)ので、数字の上下は、受験指導者としては気になりますし、保護者様からもチクッと言ってもらえればとも思います。

個人的には、昔、父や母があくせくと手書きで書きこんでいた通知表ならば、学校とのコミュニケーションもとりやすいかと思いますが、時代の流れと言いますか、全部印刷された内容ですとね。

まあ、子どもたちとしては、これを親に見せるという儀式が終われば、楽しい冬休みですから、そこはこの2学期の行いを顧みる良い機会ということで、次に進みましょう。

さて、ここへきて中学2年生のお問い合わせがたて続けにあります。

これも、年が明けて受験生となる学年が近づいてきたからだと思いますが、冬期講習から頑張って頂ければ、その後のリカバリーもしやすいと思います。

今日はとにかく家で、「塾長」ではなく「お父さん」として子どもの通知表を見るように、某怖い人から釘を刺されていますので、大人しく従います。

しかし教室に行ったら塾長の顔で、各塾生の通知表を、穴が開くほど見て、各生徒の課題について指摘したいと思います。

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