高校の授業に学校別完全準拠で評定対策。中学の授業も学校別完全準拠。大学受験は総合型・推薦・一般選抜など、ひとり一人に合わせたオリジナルのカリキュラム。中学受験も公立中等教育学校他個別で対応する、地域密着17年の個別学習塾・予備校。

早稲田アルパス|東海大学前駅の中学・高校・大学受験・学校テスト対策個別指導学習塾・予備校

 0463-77-1977

受付時間 [平日] 16:00~22:00
神奈川県秦野市南矢名1-4-8
東海大学前駅徒歩3分

教室ブログ

テストで得点を上げる“簡単なこと”

投稿日:

今日もありがとうございます。塾長です。

県立高校の入試も終わり、中3生たちからは、全てから解放された安堵感というか脱力感が漂ってきていました。

結果の判明する27日くらいまでは一息つかせてあげたいですが、一応学習塾なので授業はあります。

そこでこの時期から、高1の4月から習う単元の予習を始めています。

せっかく受験生として日々勉強する習慣がついてきたので、それをゼロにしないようにするのが当校の務めです。

心を解放するのは、塾の授業以外でお願いします。

中1と中2は、先週の平塚市に続き今週から秦野市の中学校でテストが始まります。

そこで土日もテスト対策補講をしていたのですが、そこでも受験生と同じような光景を目にして指導しました。

どの学年にも関係なく共通する、テストで失点する原因のことです。

それは、「問題文(特に設問)をきちんと読まないこと」です。

これを注意するだけで、テストの得点は誰でも確実に上がります。

中3生たちは受験前、各担当講師から課された予想問題を自習室で解き、採点して、間違えた部分を確認して報告するという強制自習をしていたのですが、その時に最も多かった私の指摘は、「これ、ちゃんと読んだ???」でした。

殆どの生徒は「はい」と答えるのですが、「じゃあ、なんでここの部分に書いてある指示に従わないの?」と設問を指さすと「あっ」、「ここになんて書いてある?」と指さすと「あっ」。

という感じです。

きちんと読んだり、確認したりさえすれば防げる失点は多くの生徒に見受けられました。

 

これは国語の長文読解問題だけではありません。

数学でも英語でも、理科でも社会でも同じく、多くの生徒が似たようなミスをしています。

読解力(要約する力)が無いことは昨今、盛んに叫ばれますが、読解力よりも前に注意力です!

中2生や中1生には、覚えて知識を蓄えるよりも、「何が訊かれているのか」「何を求めなければならないのか」「何が条件なのか」を見落とさない習慣をつけてもらいたいです。

その上で、自分の知識で太刀打ちできないのであれば、教科書やノートをきちんと確認し、知識を補充して下さい。

高校の入試問題は、学校の定期テストとは比較にならないほど難しいです。

しかし、難しいというのは単純に「難解な問題」だけでなく、「きちんと読んで理解しないと得点できない、条件が複雑になっている問題」ということです。

教科に関係なく、文章量も多く、複雑に見えるような問題文は、きちんと注意しながら読むのは当然ですが、その前に設問もしっかり読んで確認して下さい。

繰り返し言います。

「自分がこれから何を求める・探すのか」を注意して確認して下さい!

私は、問題がわからないと訊いてきた生徒には答えを教えません。

まず、「何が知りたいのか」説明してもらいます。

その時点で既に、設問を読み間違えているせいで答えが導けない生徒がわかります。

設問をきちんと理解している生徒には、「その答えを探すために何をしたか」を説明してもらいます。

そこで考え方や覚えている公式、着眼するべき箇所が違っていればヒントを出しますが、大抵、問題をよく読んで解決することが多いです。

しかも、何度注意しても、同じことを繰り返す生徒が多いのです。

だから次のテストでは、とにかく注意して問題文・設問を読んで下さい。

問題だけでなく、設問のキーワードにも線を引く、印をつけるなどして、「今私は何を求めなければならないのか。条件は何か。」を意識して下さい。

信じられないかもしれませんが、あなたたちはそのような簡単なことが原因で「できなかった」「難しい」「まただめだった」とか言っているのです。

学校の国語や英語のテストでは、すでに習った(授業で教えてもらった)文章が出てくるわけですから、そんなに難しく考えることはありません。

入試に向かう前に、学校の定期テストで「注意する習慣」をつけましょう。

私はAO入試の指導で高3生に「設問は神である。神は絶対である。神の指示に従わなければ得点にはならず」と教えて、注意深く設問の意図を読み取るように言っていますが、小論文の「たった一行の設問の条件」も守れないで書いてしまう人ばかりです。

それほど、注意しない習慣がある(注意する習慣がない)ということです。

まずは、注意・確認です。

それができるようになったら、次は読解(要約)する力です。

これはまた改めて話します。

-教室ブログ

Copyright© 早稲田アルパス|東海大学前駅の中学・高校・大学受験・学校テスト対策個別指導学習塾・予備校 , 2024 All Rights Reserved.