東京農業大学地球環境科学部 公募制学校推薦型選抜 合格
S さん(千葉県)
正直私は当初総合型選抜を舐め切っていました。バイトの面接を受ける感覚でいれば大丈夫だろうと。しかし、たいこう先生にご指導を頂く中で総合型選抜の現実を知り、確実な合格を得る為のプロセスを学ばなければならないと思うようになりました。
たいこう先生の面接練習は王道なものから細かい内容やぶっ飛んだ質問まで多種多様な質問が山積でした。対策に乗り出した時期が二週間ほど前とギリギリだったため、一回一回の授業での学びが豊富に得られた一方で、それらの膨大な知識の蓄積にはかなりの時間を要しました。
とはいえ、試験は刻一刻と迫ってきています。一般受験の勉強を大幅に割いて、それら全てを総合型対策に当てました。変化が見られたのは、4回目の授業からだったと思います。その日は通しの面接練習でした。いつも詰めが甘く、想定外の質問にはフリーズしてしまっていた私でしたが、その時からは冷静に対応することができました。
他の方と比べて圧倒的に対策時間が短く、不利だった私でしたが、なんとか先生の面接に喰らいつくことができました。最終面接練習日も同様です。そして入試本番。自信を持って望んだ私でしたが、ここで予想外のアクシデントが起こりました
課題に関する深い質問がされなかった事です。どうやら私と面接官の先生とで課題の概要に関して齟齬があったらしく、課題に関して深い質問をしてもらうことが出来なかったのです。予想外すぎる事態に内心焦った私ですが、なんとか冷静に意思疎通を図り、その場は終了しました。後日の合否発表。私は不合格。当然です。
しかし、ここで諦めるような男ではありません。悔しい。自分の研究した課題を聞いてほしかった。そんな思いに駆られました。幸いなことに評定平均を満たしていたため、学校推薦に応募する事ができました。早速応募しました。前回の反省も踏まえ、課題もテーマを変更し、対策をしました。
迎えた試験当日。前回とは異なり、優しいタッチの質問ばかりでした。お陰で焦ることなく、課題や自分の考えをハッキリと伝える事が出来ました。そして結果は合格。
両親は勿論のこと、学校の先生や塾の先生も大いに喜んでくれました。素直に嬉しかったです。こうしてみると、短いようで長い戦いでした。合格を掴み取れたのは私個人の実力ではありません。
たいこう先生をはじめとした多くの信頼できる大人達のお力添えがあったからこその結果です。この場を借りて改めてお礼の言葉を述べさせて頂きます。本当にありがとうございました。
ここで得られた学びは大学受験は勿論、今後の人生においても通用する重要なものばかりです。大学生活や社会でも生かしていきたいと考えています。最後にもう一度、鯛功先生そして天堂先生、大変お世話になりました。
鯛功より
総合型選抜では、二次の面接対策のみを請け負いました。
既に出願してしまった書類の内容を見た時に、残り2週間しかない状態で、面接のみで逆転するのは難しいと判断しました。
そこで、仮に総合型がダメであっても、そこでの面接経験を踏み台に公募推薦で合格を勝ち取れるよう、考え方の変革に主眼を置き指導をしました。
吸収力があるので、教えればそれを吸収し、どんどん成長していきました。
総合型は残念な結果でしたが、想定内であり、その後の公募推薦の提出書類には私の教えが反映され、結果的に合格となったことはとても喜ばしいことです。
指導を通して、今後の社会における重要な考え方・行動について理解してくれたことが、最も大きな成長だと思います。
その教えを、今後の人生に生かして活躍して下さい。
この度は合格おめでとうございました。