相模女子大学 学芸学部 合格
Y高校 Fさん 保護者様
AO受験は試練に継ぐ試練でした。本当によく合格してくれた!と胸がいっぱいです。
最初に娘からAOで受験したいと聞いた時、恥ずかしながらこの受験方法の知識を親の私が全く持っていませんでした。
高校で何か顕著な実績を残していれば合格を勝ち取るのに有利だと勝手にイメージしていて、その点、娘は部活動である程度の実績を持っていたので大丈夫だろうと安易に考えていました。
しかし、先生との初回の面談時に私の認識(多分娘も同じだったと思います)がとんでもなく甘かったと痛感させられました。
AO入試は、大学側が取りたい学生を直接選べる唯一の相思相愛の入試システムで、だからこそ学生の本質を問われる難儀なものだと説明を受け、この入試の奥深さを初めて理解した次第です。
一般受験と単純に比較は出来ませんが、形のある勉強方法や合格の基準が明確な一般受験と違って、AOは正解が決まっていないので大人の私から見ても対策が難しく、塾選びは受験する大学の学科毎、受験生の個性それぞれにカスタマイズした対応をしてくれる所が必須だと思います。
先生の講義は、決して答えを教えてくれる訳ではありません。
面接でこう答えなさい、とかプレゼンを作ってくれたりする代行屋でもありません。
自分で考えたり、調べたり、纏めたりする為のヒントを与え、アピールの仕方を一緒に考え、作品の完成度を高めてくれます。結果的にそれが子どもたちを成長させ、合格を勝ち取ってくるのだと思います。
子どもたちの負担も大きいですが、先生の準備も相当のものだと思います。
先生が受験すれば絶対に合格するレベルの講義の準備を一人一人の受験生にしてくださっていて、どんなに遅くにメールしても、それより更に遅い時間に返信が入っていて、一体いつ寝ているんだろう??と疑問に思っていました(笑)。
娘は間違いなく、先生が今年度に受け持ったAO受験生で1番手がかかったと思いますが、よく合格できるだけの力を付けてくれた、と先生のご指導に感謝申し上げます。ありがとうございました。
娘を通して私も気付かされることがあったりして、大変でしたがAO受験して良かったと今は思っています。