平成30年度 AO入試
玉川大学 観光学部 合格
K さん(私立高校)
私がAO入試対策を始めたのは9月の初め、出願まで1ヶ月を切った時からのスタートでした。
昔から思考力や文章力が周りの人に比べて劣っていた私がAO入試を受けることは、無謀な挑戦に近かったのですが、将来社会人になる上で必要なことだと思い、出願を決意しました。
しかし、AO入試対策での塾長の授業は私が思っていた以上に過酷なものでした。何度も訂正した文章を持って行ってはダメ出しを食らい、全て一からやり直すことが多く、毎日課題を夜遅くまでやらないと間に合わないような状態でした。
授業を通して自分で調べることで知識となり、その不足している部分を引っ張り出すのが知恵であることを教えて頂き、徐々に私自身の考え方が変わりました。短期間ではありましたが、辛い課題や授業を乗り越えたことで自分に自信がつくようになりました。
そして最後まで全力指導で第一志望の合格に導いてくれた塾長に恩返しができるよう、大学でも精進していきたいと思います。
塾長からのコメント
一般受験のために夏休みから通塾を始めたのですが、秋になり突如AO入試を受けると相談がありました。他の生徒は半年前から鍛えていたので、そう簡単ではないことを伝え、もうこれ以上ないくらいに厳しい課題と問答を繰り返しました。
本人は「全て一からやり直すことが多く」と書いていますが、私は、一からやり直しをさせたことは殆どありません。書いてある内容のどこを直さないと相手に伝わらないか。ということについて厳しく言いましたが、あくまで、書いた内容に対しての修正(考え方の修正)を命じただけです。
しかし、とても真面目でひたむきに努力する姿は、半年前から準備している生徒よりも遥かに素晴らしいものがあり、短期間で多くのことを吸収してくれました。 今までの学習と違い、AO入試の指導で初めて、色々な考え方に触れ、大きく成長できたのではないでしょうか。
彼の人間性を表すエピソードとして、合格した後も一般入試の生徒と同じように教科指導を受けており、さらに私と約束した、合格から入学までの資格試験などに向けた学習を毎日続けていること、それだけ努力家だということです。
実力はともかく、指導していて気持ちの良くなるほど礼儀正しく素直な彼が、大学で夢に向かって1年間の海外留学でどれだけ成長してくれるか、とても楽しみです。頑張って下さい。おめでとうございます。