いつもありがとうございます。塾長です。
入社式、入学式と、新年度が始まりました。
当校近隣でも、東海大学の学生が増え、1年半ぶりくらいに”THE 学生街”という感じに戻りました。
当校でも、各高校・中学の行事予定表が集まり、中間テスト対策の日程を組み始めています。
そのような中私は、新高3生へ向けての総合型選抜・公募推薦対策はもちろん、新年度からは、高2生へも授業をすることにしました。
教科は”総合”です。
これは、ある保護者様から、「子どもの学習意欲が著しく低下していているが、高校生だからなかなかいうことを聞かない」という相談を受けて決意しました。
教科の分類は、総合に近いですし、3年生になる過程でのキャリア設計にも役立ちます。
基本的に、勉強でも仕事でも、その先にあるものが見えていないからやる気(終わらせる気)が起きないことが多いです。
先にある大きなメリットがわかれば、人間は誰でも行動します。
極端な例で言うと、「この参考書を100%正解できるようになったら100万円あげる」と言えば、殆どの高校生は取り組むのではないでしょうか。
これは、その先のメリットに大きく魅力を感じ、それに対し、参考書を100%正答するのは、頑張ればできるだろうと判断し、天秤にかけた結果の行動ですよね。
これを、今やっている勉強の科目一つ一つに落とし込んで考えられるようになれば、「勉強するめんどくささ、辛さよりも、勉強して得られるもののメリットが遥かに大きい」と自分で感じるようになり、あとは勝手に勉強してくれます。
私が今、一般選抜で国立大学を目標にプロデュースしている秦野高校の3年生などは、これが理解できてから、きちんと自分で動くようになりました。
そうは言っても、高校生たちは、そう簡単に未来のメリットを実感することはできません。
そこで私が、総合型選抜対策講義で行っているような、「一足先に大人の世界のオイシイ話をして考え方を変えてもらう」という授業をすることにしました。
今はまだ1名ですが、今年度中に10名くらいまでは指導し、その塾生たちが3年次の志望校を考える時には、目をキラキラさせながら、将来とそれに対して大学で学びたいことを喋れるようにします(別に総合型選抜を受ける必要はありません)。
今年は既に沖縄県から、高3生用総合型選抜対策のオンライン講義のお申込みがありましたが、この高2生に対する講義もオンラインでも受け付けます。
ということで第1回の授業のテーマは、「NiziUと鬼滅の刃がヒットした理由を、時代背景と人間の心理から考える」です。