当教室は個別指導の学習塾です。当然学力向上や志望校合格を期待して入塾する方が殆どで、授業は主に学習指導であり、その点では他の学習塾と変わりはありません。
しかし私たちは、地域の子どもたちが将来大人になった時に、独りでもきちんと生きていけるように、人材育成という観点を重視し生徒と接しています。すなわち、「ただ成績が上がれば良い。志望校に合格すればよい。」という指導ではなく、あくまで将来の目標のために今、しなければならないことの一つとして学力の向上があり、そのための指導を行うというスタンスです。
もし、「あなたの塾は何を教えているのですか。」と尋ねられれば「人としての生き方です。それを理解するために必要な全ての教科も教えています。」と答えます。
人間として生まれたからには、他の人間との関わり合いなくして生きていくことは、ほぼ不可能です。子どもを育てるということについても、それはあてはまります。つまり、家庭・学校・地域それぞれに存在する人々が、それぞれの役目を果たしてこそ、子どもたちは成長できるのです。
当教室は、『地域の人々』として、そのトライアングルの一角を担っています。それは、「講師を雇ってただ子どもたちに学習指導をする」だけではなく、受験が終わっても自習室を常時卒業生に開放し、「塾を卒業しても、困ったことがあったら全力でサポートする」という姿勢で運営を続けることで、関わった子どもたちに対する地域での役割を果たしています。
それらの運営には、商店会を始め、東海大学の先生や学生、当教室卒業生やその保護者様などが関わり、まさに地域密着というより、『教室が地域そのもの』だと言っても過言でないほど、徹底的に地域に関わる人々にこだわっています。
中学・高校・大学入試及び進学は、あくまで人生の通過点でありゴールではありません。将来を見据えて今何をしなければならないのかを、授業や自習室を通して伝えていきます。その結果として塾生たちは学力が向上し、志望校に合格しています。